東京立命会第5回総会議事録

日時:平成30年6月16日 12時から15時30分
場所:相互半蔵門ビル地下1階 アンニンファンファン
出席者:須田 飯高 神津 宮下 井出 田沢 渡辺 堀 木島 北村 竹花 小山 木下 松井 小山
 15名

総会及び懇親会議事
田沢幹事長の開会挨拶及び司会により講演会、総会、懇親会が式次第の通り行われた

1.講演会

 神津進氏による「懐かしの甲子園」と題して上田松尾高校が60年前に初めて甲子園に行った時の体験を、甲子園に出場するまで及び甲子園での活躍について当時の社会状況等を回顧しながら懐かしく語られた。
 当時は道具もお粗末であったが大切に使った。ヘルメット等の防具もなくボールも破けたのを縫って使った。当時は北信越5県の代表として甲子園の出場となるので条件が今より厳しかった。春の5県大会で優勝して夏の大会にも優勝して甲子園となった。実力よりも相当運がついていた試合の結果の甲子園出場だと思う。当時は運動中はもちろん旅館でも水は飲んではいけない時代だった。遠征も下駄ばきであった。甲子園出場の前に流感に何人かが罹り、神津氏はじめ4名が1日遅れで汽車に乗り甲子園に向かった。そのため入場行進には出られなかった。当時は全国から23チームが参加した。初戦は第2試合で前年優勝の平安高校で、宿舎も平安高校の近くの旅館だった。旅館の人からまあお気の毒にと同情の声がかかった(当時応援で同行した飯高氏からもその時の様子が披露された)。
 初戦が第2試合でありしかも雨で1日伸びたのでその間に体力が回復した。試合結果はファーボール無し、許したヒット3本におさえ、相手のミス等で結果的には3対1で勝ってベスト8に進んだ。その年の39回大会は記憶に残る試合はないとの報道であった。第40回から各県1校になった。
 監督の木村先生は私立の名門野球高校の監督から請われて上田松尾に来たが上田松尾の生徒は基礎から違うので先生の自宅に寝泊まりして授業に出ながら基礎体力をつけた。
 試合中も一切伝令などないので自分で判断して投球した。今の高校生の試合を観ると技術的にも条件的にも隔世の感がある。

2.総会

山崎会長が欠席のため堀副会長が会長からの挨拶を代読した。その後堀副会長が以下の挨拶をした。
  5年目になるが、年々会員が減少、新しい人に声をかけても加入しない。
  今後の東京立命会の存続について懇親会で検討していただきたい。
来賓として参加した木島立命会会長から次の挨拶があった。
  小諸の立命会でも時代の断絶をフルにかぶっている。現実は東京立命会と同じ。
  小諸の立命会の総会資料と小諸高地トレーニングガイドを配布して説明があった。
東京小諸会渡辺会長挨拶
  ふるさと納税への参加のお願いと、 東京小諸会として小諸市への要望、提案に積極的に取り組んでいきたいので協力をお願いしたいとの依頼があった。
会計報告
  宮下会計担当理事から会計報告及び木俣理事からの監査結果(伝言)の報告があり承認された。
総会終了宣言が田沢幹事長からあり、総会を終了して懇親会に移った。

3.懇親会

乾杯の音頭を57期の井出理事が行なった。その後しばらく懇親の宴に入った。
懇親会の合間に小山関東同窓会副会長から関東同窓会の総会及び赤松小三郎研究会の報告及び参加の依頼があった。
近況報告として小山氏、宮下氏、竹花氏からあった。

4.今後の東京立命会について

  懇親の中で次の様な意見がでた。これらを参考に幹事長を中心に今後について検討する。
  ・ 現在会員は100名ぐらいだが参加する人は15名前後で顔ぶれは決まっている。
  ・ 65期15名の会員の連絡場所などを同期の丸山理事から提供してもらい、全員にこれまで案内してきたが、新しい参加者は一人もおらず、関心が薄いと判断せざるを得ない。新しい会員の参加は難しい。
  ・現在の会員も年をとっていくので年々参加が困難となってきている現状がある。
  ・東京小諸会や関東同窓会で多くの会員に会えるので懇親は継続できる。
  ・東京立命会は発展的に解散して、小諸の立命会会員として希望者は参加したらどうか。
 その内1名程度が代表として、小諸の立命会に参加して、東京在住の立命会の会員の動向なども等も伝えて行ったらどうか。
  ・今後も本会の有志が集まり、懇親会的な集まりを開いたらどうか。

などの意見が出た結果、会の今後の存続は無理だという意見が大勢を占め、一応、今回を持って、この会を解散するとともに、会としての余剰金があるのでそれらについては小諸での立命会に寄付するということが決まった。また、今後、現会員の懇親の場を設けるかどうか幹事会で決めることになった。

5.校歌、立命会の歌、応援歌等を皆で歌い、青春回帰。
6.閉会挨拶 時間が経過したので59期の木下氏の閉会挨拶で会を終了した。
記録 60期 松井石根

(画像のクリックで拡大表示)
inserted by FC2 system